ファイルメーカーの「Web」フォルダは、ビルトインの HTTP サーバ機能を使用して、Web ページをファイルメーカーPro Web コンパニオンで共有するために必要となるルートディレクトリです。 この「Web」フォルダには、フィルメーカーPro データベースと対話するために必要な HTML ファイルまたはページ、イメージファイル、 JavaScripts およびインクルードファイルなどのコンポーネントが配置されます。「Web」フォルダのルートレベルに配置されたファイルは、Web ブラウザからアクセスすることが可能です。 ファイルメーカーPro カスタム Web 公開で使用する CDML 形式ファイルを保護するには、これらのファイルを「ファイルメーカーPro 6」フォルダ内の「cdml_format_files」フォルダに配置してください。 このフォルダの詳細については、「ファイルメーカーPro 6」フォルダ内の「Web セキュリティ」フォルダにある Web セキュリティ.pdf を参照してください。
Web 上でのファイルメーカーPro データベースの表示方法は、カスタム Web を使用して Web ページを作成してから、そのファイルを Web フォルダに移動することによりカスタマイズすることができます。
旧バージョンのファイルメーカーPro からのカスタム Web ファイルを使用する場合は、これらのファイルを「Web」フォルダに移動します。 カスタム Web ファイルがファイルメーカーPro 5 以前のバージョンで作成されている場合は、html ページ内で参照されているファイルの拡張子を「.fmj」から「.fp5」に変更してください。 この参照先ファイルの拡張子変更は、テキストエディタで実行できます。 また、ファイルメーカーPro に対するカスタム Web インターフェイスも、すべてこのフォルダ内に配置してください。
Web コンパニオンによって提供されているものとは異なるホームページを作成する場合は、Web オーサリングツールを使用してホームページを作成した後で、そのファイルを「Web」フォルダに移動してください。 現在表示されているこのサンプルページの名前は default.htm ですが、ホームページには異なる名前を使用できます。 正しく動作するためには、ファイル名の拡張子には .htm または .html を使用する必要があります。 使用できるファイル名の例としては、company.htm や company.html が挙げられます。 ホームページを作成したら、「ファイルメーカーPro」フォルダ内の「Web」フォルダの最上位レベルに移動します。 その後、ホームページを使用するよう Web コンパニオンを設定します。 詳細については、ファイルメーカーPro ヘルプの「アプリケーション環境設定(プレファレンス):プラグイン」を参照してください。
ファイルメーカーPro Web コンパニオンおよびファイルメーカー社のソフトウェアに関する最新情報については、ファイルメーカー社 Web ページ www.filemaker.co.jp を参照してください。